英国留学も早3ヶ月目を終えようとしています。3がつく月日は壁にぶち当たって悩み苦しむことが多いと聞いてはいましたがやはり僕にもきました。
その主たる原因はフラットメイトのイギリス人が話す英語があまりに早くて難しくて聞き取れず理解できず会話になかなか入っていけないということです。1対1で話す時はスピードを落として話してくれるのでまだましなのですが、イギリス人同士で話をしてて僕がぽつんといる時なんかは何のこっちゃ分からないことだらけで毎日打ちひしがれています。
英語力の問題だけでなく、ユーモア感覚の違いや話題(映画やテレビ)についていけないといった面もその苦労に大いに作用しているようです。
てことで僕はここ最近精神的にかなり弱体化しています。
それでもこんなつまんない僕に対してすごく優しく接してくれる友だちもいるのでホントに助けられています。
全く会話についていけない僕なんかいても面白くないかもしれないのに、毎週のようにパブに誘ってれるN。思い切って僕が抱えている悩みと申し訳なく思っている気持ちを打ち明けると「don't worry. your English is excellent. you are very brave」と言ってくれたJ。毎日のようにhow was your day? how was your night?と常に僕に気をかけてくれるC。
本当にみんな素敵な友だちです。
こんな優しさが身にしみて、それに悔しさや歯がゆさ、将来への漠然とした不安・・・いろんな気持ちが複雑に混ざり合って化学反応を起こし、先週は夜寮の部屋で性に合わず涙を流す日もありました。
涙って不思議なもので、僕が抱えている問題の解決の糸口は全くつかめていないのですが、なぜかすごくすっきりして今こうして日記を書けるようになるまで回復しました。
人種的に完全にマイノリティで、言葉も自由に操れなくて、文化や考え方の違いに戸惑いながら弱体化することで、今までだったら気付けていなかったかもしれない人の優しさに敏感になって気付けるようになれてばな、自分も周りの人のために何かできることがあったら積極的にサポートしていきたいなと思っています。
今年もお世話になりました。
9 年前