2008年9月21日日曜日

A trip to Whitby


昨日は英語コースの企画で、Whitsbyというヨークシャーの北東部(ヨークシャーはイングランドの北東部)にある港町にCoach(長距離バス)で行ってきました。あの「ドラキュラ」の舞台にもなっている町です。町に降り立った瞬間の感想は、町並みが映画「魔女の宅急便」でキキが一人前の魔女になる修行中に住んでた町にそっくりとだいうことです。古くからある建物と海が調和したきれいな町並みでした。キキと同様にイギリスで海を見たのは初めてだったので海の存在そのものに感動し、思わず「ジジ、海が見えるよ」と言いそうになりました。 そしてあの「海の見える街」のメロディーが流れました。たたん、たたん、たたんたたたん♪



Whitbyはイギリス料理の一つFish and Chipsが国内で最もおいしいと言われている町でもあるそうです。Fish and Chipsとは白身魚(タラ・カレイなど)を衣で揚げたもの+フライドポテト。比較的安い店で買い食べました。これがイギリスでFish and Chipsを食べるは初めて。正直全く期待していなかったのですが、ボリューム満点でめちゃくちゃ美味しかったです。新鮮で美味しい魚を使っているようでした。



その後小高い丘の上にあるWhitby Abbeyという修道院跡を観に行きました。このWhitby Abbeyは657年に建てられ、中世イングランド北東部の宗教の拠点として機能した修道院だそうです。壮大な建物でした。そういえばイタリア人の友達が、教会や修道院にその町の姿が一番表現されてるって言ってました。町の最も重要な建築物として建てるのに力が入れられ、保護するのに長い間様々な努力がなされてきたようです。イギリスは教会や修道院もそうですが、他の建物や住宅にしても古いものを大事にする精神が根付いているようです。地震がほぼ無いからなせる業だとは思いますが。


その丘から見た港と海の景色がまた壮観な眺めでした。

今回の旅行で、旅に対するモチベーションが上がりました。節約生活も板についてきたので、浮かせたお金で安くイギリス国内のきれいな町並みや自然堪能一人旅をしようかと考えています。

2008年9月16日火曜日

岬太郎元気です

キャプつばにこんなタイトルがあったような・・・。どうも、久しぶりの更新となります。No news is good newsというように英国生活にも慣れ、楽しく元気に過ごしてます。Receiptも一発で通じるようになりました!

マスター前のプレセッショナルも残すところ2週間となり、現在最終ロングエッセイに取り掛かっています。渡英をマスターが始まる直前にしてもよかったのですが、出費はかさんだものの2ヶ月早く来てホントに良かったと思っています。何よりも友人に恵まれました。特にポルトガル人の友達とつるんでいて、ご飯を一緒に作って食べたり、中心街まで外食しに行ったり、パブやクラブに行ったりしています。長いこと付き合っていけそうな友達です。また、彼は遊びだけでなく、異常なまでに勉強熱心で、良い刺激を受けています。エッセイ提出前にはMSNで互いのエッセイを添付ファイルで送り、コメントし合あい、内容・表現の改善に役立てるということまでやってます(考案者はもちろん彼)。これはホント効果覿面!

台湾人、韓国人、中国人、タイ人、日本人(たぶん6人)といったアジア系の人たちから、イギリス人、ギリシャ人、フランス人、ラトビア人、イタリア人といったヨーロッパ系の人たちまで温かい交流があり、主にアジア・ヨーロッパに限られてはいるものの、世界の縮図を見ているようで、各国の文化や考え方の違いに接しながらいろんな人と話をするのはすごく面白いです。違いがあっても、互いに人間的に尊重し認め合い、言葉が通じれば分かり合えるんだなとつくづく感じています。また、英語が話せる聞ける・・・以前に、話題がないとコミュニケーションが成り立たないということも改めて痛感しています。特に現在の世界情勢の理解は必須と感じ、新聞読んだりBBCをipodに取り込んで聞いたりしています。本や映画も楽しみとしてだけでなく教養の一つとしてたしなまないとなと思っています。

勉強の方は・・・"For many students, essay and nightmare are almost synonyms."ととある本に書かれていたようにホント苦しめられています。書く前に大量の文献を読むのは思っていた以上に大変です。そしてその文献を自分の考えのサポーターとして引用しないといけないのですが(僕なんかが何の証拠無しに意見を言っても何の説得力もない)、多くの情報を自分段落構成に上手く合うように処理するのはなかなか難しいものです。また、以前述べたように、Plagiarism(盗用・剽窃)にひっからないように文献の内容を自分の言葉で言い換えるのはまさに言うは易し行うは難し。

でもこの苦しみをマスター前に少しでも味わえたのは結構大きいかなとも思っています。マスターが始まるとおそらく想像以上に苦しむことになるのでしょうが。

このプレセッショナルが終わってからマスターが始まるまで2週間のバケーションがあり、せっかくなのでケンブリッジとロンドンに行くことになりました。思いっきり楽しんできます。ではでは。